2017シーズン開幕!
2017/05/10
最近自分の中で確信に近くなってきている思いがあります。

サッカーは戦術やカタチも大事だけれども、もっと感情的な感覚的なものなんじゃないかと。

音楽とか絵とか芸術的なセンスに近いんだろうなと。

だからサッカーを、もっと本能的に、純粋に、無我夢中に楽しまないといけない、楽しませたいと考えているんです。

もちろん良い音楽を創るのにも、五線譜だったり、音程だったり、最低限の規律があるように、サッカーも大事にしないといけない「カタチ」もあると思います。

でもやっぱりもっと純粋にサッカーを楽しんで、サッカーをうまくなって、「カタチ」にならないものを大切にしていきたいと思います。

さて、今シーズンも開幕し、リーグ戦も4節まで終わりました。

VS千葉明徳   1−1
VS八千代松陰  3−1
VS八千代    0−1
VS習志野    1−1

2年連続の出場を目指した関東大会予選は、残念ながら準々決勝敗退となりました。

VS日大習志野  2−1
VS白井     1−0
VS東京学館浦安 0−1

しかし、まだまだシーズンは続きます。チーム一丸となって戦っていきたいと思います。

応援よろしくお願いします!!

2016年を振り返って
2017/01/12
あけましておめでとうございます。
久しぶりの投稿です。

2016年は、チーム全員で突っ走った1年だったと思います。

19年ぶりの関東大会出場

15年ぶりの私学大会優勝

1部リーグ昇格

もちろん結果だけではなく、3年生はチームにかけがえのないものをもたらしてくれました。

目に見えないものですが、すごく大切なものです。

本当はこれの方がずっと価値があります。

結果だけを大切にすると、見えなくなってしまうものがあります。

2017年は、もう少し心に余裕を持って、大切なものをもっと大切に、選手とともにチームを創っていきたいと思います。

2017年もよろしくお願いします。

3年生ありがとう!

サッカーは人を幸せにする
2015/11/02
本校のグランドで、知的障がい者サッカー教室が開催され、うちの選手たちもユースリーダーとして参加しました。

この教室は、千葉県内で毎年10回前後開催されているのですが、柏・松戸の地域では、柏の葉と本校の年間2回しか開催されていません。

この2回を何よりも楽しみにしている保護者の方や子ども達がいます。

少しでもその気持ちに応えたい!

選手たちもみんなそういう想いで参加してくれたと思います。

確かにサッカーはどんな時でも勝利を目指す競技です。ただそれと同じくらい大切なこともあるのではないでしょうか。その大切なものを、適当にごまかしたり、捨ててしまったり…育成の現場がそんなことでは日本に本当のサッカー文化はいつまで経っても根付かないと思います。

サッカーはすばらしいスポーツで、たくさんの人を笑顔に、幸せにすることができるものだと思います。私自身も大病を患い落ち込んでいる時に、サッカーはたくさんの勇気を与えてくれました。

少しずつサッカーに恩返しをしていきたいと思います。ずっとずっと続けていきたい活動です。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

チームではなく、クラブとして1つに
2015/01/08
あけましておめでとうございます。

年末、年始、たくさんのOBに集まっていただきました。ありがとうございました。

Topチーム、Bチーム、スタッフ、OB、地域の子ども達、保護者の皆様…

チームはいろいろあって良い。でも、それぞれの小さなチーム、コミュニティが閉鎖的になってしまっては良くないと思います。

コミュニティを越えて、クラブとしてまとまっていく。専松を愛する気持ちでつながっていく。

そんなチームを目指していきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

はじめに
2014/09/29
勝つためにサッカーをするのではない。まずサッカーをする、サッカーをして勝つ。

サッカーは競技なので、勝利を目指さなければサッカーでなくなってしまいます。勝利はもちろん目指すべきものです。しかし、私はどんな形でも勝てば良いという考えは持っていません。私は、チームにはスタイルが必要だと考えるタイプの指導者です。どこかで勇気を持って、スタイルを作り、それを文化にしなければ、いつまでたっても場当たり的なその場しのぎのサッカーになってしまうと思います。

今季リーグ戦前半では、メンバーも固定せず、たくさんの選手を使いました。負けていても、ボールをつなぎ、大切にゴールまで運ぶことにトライしました。強豪チームには身体能力に長けた選手が揃います。その中でスポーツ推薦も少なく、身体も小さい専松サッカー部が、トップを目指すためには、「いかに相手にボールを与えないか、また与えたとしてもいかに奪い返すか」これを突き詰めることが大切だと思います。

サッカーはボールと人間との相互関係を楽しみ、ゴールを目指すスポーツです。勝利のためにボールとの親密性を放棄したくありません。多くの選手が関わり、ゴールを目指すサッカーで勝ちたいと思います。これが私の考える、まずサッカーをする、そしてサッカーをして勝つ、ということです。

試合に負けた中でも選手が見せてくれたパスワーク、勝ちはしたが、相手の方がボールと仲良くできていた試合、成功も失敗も全てが専大松戸サッカー部の新しいスタイルの血となり骨となっていくと思います。まずは関わっている全ての選手の今と未来を大切に、また、これまでOBの方や指導者の方が築いてきた伝統も背負い、強い専大松戸サッカー部をつくっていきたいと思います。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

専修大学松戸高等学校サッカー部 監督 野村 太祐

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