19、20日の二日間に渡り、「鷺沼ウインターカップ」が行われました。 両日、予選リーグを行い、勝ち上がれば23日の決勝リーグに進出できます。 今年最後の大会に、優勝目指して参加しました。
19日(土) 予選リーグ vs フロインツ △0-0 vs ソレイユ明青 ◯6-0 20日(日) 予選リーグ vs 鶴ヶ峰SC ◯2-1 代表決定戦 vs 向山イレブン ×0-1
この1ヵ月、以前のような熱い戦いができず、内容・結果ともに不安定な試合が続いていました。 そこで、しっかりミーティングを行い、挑戦者の気持ちを取り戻して臨んだ初戦。 6年生9人に5年生3人を加えたベストメンバーです。 しかし、相手選手のボールへの寄せがとにかく早く、お互い譲らずドロー。 好ゲームでした。
2試合目は結果こそ6-0でしたが、ちょっと気持ちが緩んでしまいましたね。 もっと点を取れたのに!という内容で、これが後々、響くことに…。
翌20日、予選リーグ3戦目は、守りの要、ゴールキーパーが風邪でお休み。 6年生8人に4年生3人を加えて、11人で望みました。
最初の試合は、ゲームを完全に支配していました。 ボールを持っていない選手の動きだしが良く、全員で攻守に連動していました。 4年生3人も時間が経つにつれ完全に6年生にフィットして、活躍しました。 シュートを10本以上打ち、ポストに何本も当てるも、何故か得点はあまり入らず(これも後々、響くことに…)。
リーグ戦3試合を終えて、2勝1分。 決定力不足という課題が浮き彫りになり、得失点差で2位。 決勝リーグ進出をかけた代表決定戦は、同じ習志野市内の強豪チームで、隣のブロックを1位で通過した、向山イレブンと対戦することになりました。
まだ一度も勝ったことがない強豪チーム。 しかも6年生がまた1人、体調不良でリタイアしてしまい、10人で臨むことになりました。
前半、やはり相手選手は力強く攻撃を仕掛け、防戦一方になります。 しかし、全員が気持ちを切らさず、1人がボールを奪えなくても次の選手がしっかりディフェンスをして凌ぐ場面が続きます。
ところが前半10分過ぎに、アクシデントが起こります。 それまで、1人でゴールマウスを守って来たゴールキーパーが、FWの選手と接触して負傷、リタイアすることに。 前半の残り時間を、9人で戦うことになりました。
未経験のゴールキーパーが頑張り、さらに2人少ない状況の中、4年生3人も強い気持ちで守備に貢献し、10分以上強力な攻撃を耐え凌ぎ、前半を0-0で折り返します。
後半、怪我の状態を見ながらゴールキーパーが復帰し、再び10人になると、ここから反撃が始まります。
ボールをほとんど取られない中盤の選手たち。 1vs3でもボールを奪い返す選手もいれば、相手エースストライカーのドリブルを後ろから追いかけ追い付きクリアする女子選手も…。
追い込まれることで、より力を出せるこのチームの特長が、ここで発揮されます。 この「心」の強さと、これまで沢山のコーチから学んできた「技術」、そして日々積み重ねて来た練習の結果、養われた「体力」。 「心技体」のバランスが取れた後半20分は、見事でした。
ところが残り4分で、相手のエースストライカーがスーパーゴールを決め、先制されてしまいます。 その後、コーナーキックのチャンスも得点にならず、最後は4年生のシュートがキーパーのファインセーブに阻まれ万事休す!! 悔しい悔しい敗戦となりました。
この日を迎えるにあたって、6年生の試合に初めて参加する4年生が安心して臨めるように、6年生にいつもと違う役割を与えました。 それをしっかり全うし、4年生も十分に応えてくれました。
結果は残念でした。 試合ですから、結果が伴わなければ駄目だという見方も、もちろんあります。 でも、勝敗を抜きにして得られるものがあるということを、この試合が教えてくれました。 それが何であるかは、選手1人ひとり、個人個人がしっかり感じ取ってくれたと思います。
最後の試合のような「心技体」がともなう戦いがいつも出来れば、初日の第1試合から常に出来れば、予選リーグを1位で通過できること。 さらに普段の練習試合や練習から出来れば、もっと高いレベルに成長できること。 体感して学んだことを、今後に生かして欲しいと願っています。
二日間、多くのサポートがありました。 安定感のある高いレベルのサッカーを見せてくれた、3人の5年生。 4年生にとっては、2学年上のサッカーは初体験でしたが、スピードや技術、気持ちなど体感したことを4年生の試合で伝え、生かして欲しいと願っています。
いつも応援、サポートしてくれるお父さんお母さんたちへ、この1年間ありがとうございました。 6年生は残り3ヵ月となりましたが、引き続きサポートをよろしくお願いいたします。 |