柏陵高校で行われた5部リーグ戦の第4節の二松学舎柏高校戦。前日までの雨の影響で水溜まりができているスリッピーなコンディションである。 前節同様のスターティングメンバーとシステムで臨んだ。 水溜まりはあるものの、ポゼッションするところと裏のスペースを使うところの判断を良くしていこうと確認してゲームに入った。前半早々から判断良くボールは回った。相手ボール時も、チャレンジ&カバーが良くピンチを作らせない。しかし前半10分左サイドのスルーパスにセンターバックが対応するが、体が相手と入れ替わってしまい、カバーにいったディフェンダーがカバーに入り、シュートブロックをするが、ディフェンダーの足に当たったボールがキーパーの逆に向かい、失点を喫してしまう。さらに前半の25分、今度は右サイドを突破されクロスを上げられる。マークはついていたものの、水溜まりでボールが止まったところを詰められて2失点目。前半は4回のピンチしかなかったが、そのうちの2回を決められて折り返すこととなった。 2点のビハインドではあったが、アンラッキーな部分もあり、最初に確認したことをやりきる指示をし、後半に入る。その後半7分、中央の山本から、2列目から飛び出した皆川にフィードボールが入り、そのセカンドボールを拾った若谷が1人交わしてシュートで1点差に詰め寄る。さらに、その4分後の11分、浅水の上げた右コーナーキックに対して、ファーサイドで待ち受けた若谷がヘディングシュート。ゴールを割ったかに見えたが、相手ディフェンダーがクリアをする。しかし、アシスタントレフェリーがゴールインの合図をだし、同点に追いつく。その後も効果的なポゼッションからゴールに迫るがシュートの精度が悪く2−2のドローであった。 辛くもドローではあったが、良い試合運びであった。今回のゲームでは、アシスタントレフェリーを務めた二松学舎柏高校の責任あるジャッジが光った。自チームが失点をする場面であったが、しっかりと判断をし、ゴールインの合図をだせたその部員をリスペクトしたい。
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