4部リーグ戦 対 松戸馬橋高校
2022/06/15
千葉県民の日、沼南高柳高校で行われた4部リーグ戦の第4節。松戸馬橋高校戦。
インターハイ千葉県大会で1部リーグ所属との試合において、ディフェンシブなシステムで臨んだが、成果と課題があり、その上で今回のリーグ戦はどう戦っていくかを話し合い、出した結論が今までのシステムで戦おうとなった。
4−3−3でスタートし、相手のツートップをCBの橋本と水野、アンカーの糸井で押さえ込み、スリートップに当ててSBの澤田石と松村の関与でゲームを支配しようと確認した。
立ち上がりは中村を左、小山田を右に配置したが、ボールは入るものの、推進力が生まれない。ディフェンスラインはリスクを犯さずに対応し、MFもセカンドボールの回収やプレスバックを献身的に行い、相手の攻撃を封じ込めた。飲水タイム後に前の左右の配置を変えたところ、前半29分に右に入った中村の仕掛けから右CKを得る。中村の蹴ったCKを澤田石が頭で合わせて先制をし前半を折り返す。
選手交代はなく後半に入る。一進一退の状態が続く中で飲水タイムを迎え、運動量が落ちてきたり、セカンドボールが拾えなくなる中で、澤田石に代えフィジカルが強くフィードが良い丸山を。中村に代え、独特のリズムのあるドリブルをする上野を投入する。後半29分、右に入った恩田の仕掛けから右CKを得る。松村の蹴ったCKを交代した丸山が相手GKとDFとの競り合いの中、頭で合わせ追加点。アディショナルタイムには右サイドで相手のスローインを奪い返した小山田の仕掛けからFKを得る。ハーフウェイ過ぎた辺り、タッチライン際からの松村のFKをゴール前で競り、こぼれを拾った小山田が相手を背負いながら反転しシュートを決め3点目。
流れの中から得点は生まれなかったが、FWの仕掛けから得たセットプレーでの得点は評価ができるし、失点をすることなく終われたことが何よりの収穫である。

総合体育大会県大会2回戦 対 翔凜高校
2022/06/04
成東総合運動公園で行われた総体2回戦の対翔凜高校。
格上のチームに対してどう戦うかを話し合い出した結論が5−3−2システム。しっかり守って得点を許させないようにし、PK戦で勝ち上がろうと決めて約2週間トレーニングを積んだ。
DFラインに5枚並べ、MFとのチャレンジ&カバーで中央からの突破を許さないようにし、サイドに追い込んで我慢強く戦う戦法が機能した。何度かカバーが遅れる場面もあったが、クロスに対しての中の跳ね返しも良かった。しかし前半20分、左からの攻撃に対し、ペナルティエリア内で混戦になった。詰められる前にクリアできた場面であったが、そのクリアボールが相手の出した足に当たりゴールに吸い込まれてしまい失点を喫してしまう。その後も戦い方は変えずにいき、しっかり守ってカウンターを発動する。何度か相手ゴールに迫る場面もあったが得点には至らない。前半終了間際、クリアボールに対してボールを拾いに行ったところファールを取られベンチ前からの40m近いFKを与えてしまう。左足で蹴られたボールに対しキーパーの前に走り込まれるが、ボールには誰も触れずゴールに吸い込まれてしまい2失点で前半を折り返す。
2失点はしてしまったが、やろうとした守備、そしてそこからの攻撃は練習通りにできていたので、やり方は変えずに後半も行こうと確認をし後半戦へ。
しかし、後半10分、20分とCKから失点。22分には対策をしてきた「中央を崩されない」が崩壊し中央突破から失点。31分には三度CKから失点。アディショナルタイムに右CKを得ることができ、橋本の蹴ったボールに対し混戦になり、その中で相手のハンドががありPKを得る。糸井が冷静に決め一矢報いる。
結果的には1−6での大敗ではあったが、崩されての失点は1つ。格上とのゲームではこの戦い方も選択肢になると感じさせてくれた。

5部リーグ VS流山おおたかの森高校 試合結果報告
2022/05/18
5部リーグ第2節 VS流山おおたかの森高校戦が沼南高校会場で行われました。
前半から、相手のカウンターに苦しめられ、何度もCB杉のゴールカバーやGK長谷川のPKストップなどに助けられていましたが、17分にDF裏に放られたルーズボールの対応を誤り、詰められて失点しました。

後半に入り、試合は大きく動かず、こちらのピンチが多く、GK長谷川のセービングによってなんとか失点を防いでいましたが、ラストワンプレーでペナルティエリア外左奥でのFKを与えてしまい、ニアで合わされ、結果0−2で負けてしまいました。

このゲームでは、全員ではありますが、特に中盤の運動量や献身的な守備、前線からのプレッシングやプレスバックが課題としてはっきりと出てきました。攻撃面においては、連動性がなく、ボールロストが多い中、良い状態でボールを奪うことができないという、ポジショニングの問題もありました。

そして何より、一つ一つのプレーに対する選手の規律のなさが目立ちました。それもあって、レフリーへの抗議、悪質なファウルも増え、チーム全体として雰囲気も、質も悪いゲームになってしまいました。これでは、必死にゴールを守ってくれていた選手たちも報われません。

サッカー以前に、前日の練習からチームとして負けていた試合だったと思います。テスト明けから口だけではなく、意識を変えて取り組んでもらえることを期待しています。

4部リーグ戦 対 沼南高柳高校
2022/05/15
柏陵高校会場で行われたリーグ戦第3節の対沼南高柳高校。
最近のトレーニングで、セカンドボールの対応に秀でたスキルを発揮している奥村武頼を起用し、かつツートップを採用し、セカンドボールを拾う範囲を広げ、そこからツートップやワイドに広がったSHに展開していこうと確認をし試合に入った。
開始早々、まだ相手の出方を伺うこともできていない1分。右サイドからのロングフィードに対し、GKとDFで譲りながらの対応をしようとしたところに相手FWに走り込まれ、無理矢理クリアしようとしたところアフター気味で頭と頭が接触をし、PKを献上してしまう。頭同士の接触であったため、数分を経過してからのPKではあったが決められてしまい、早々にリードを許してしまう。その後もバタバタ感があり、1stに行くが負け、2ndボールも回収できずに中央突破を許し2失点目。バイタルエリアでスルーパスをだされ3失点目。前半を0−3で折り返す。
1st、2ndの対応、ギャップの位置関係を修正し、さらに2枚交代をして後半に臨む。後半は出足が改善され、ボールは回るようになるがバイタルエリアでのアイデアであったり、クロスの質等での精度を欠きゴールに迫れるがゴール奪えない。逆にアンラッキーで与えてしまった左CKに対してファーサイドで合わされ4失点目。ゴールに迫る攻撃もあったが、ゴールは奪えず0−4で終えた。
ゲームの入り方、1st、2ndの対応、アタッキングサードでのクオリティ等多々課題が残った試合であった。
インターハイ県大会を挟んで残り2節ある。昇格リーグ戦に参入できるように修正を施していきたい。

5部リーグ VS芝浦柏高校B 試合結果報告
2022/05/04
快晴の中、一時的に延期されていた5部リーグ第1節VS芝浦柏高校Bが柏陵高校会場で行われました。

前半は4−1−4−1で相手の3−5−2に対して前から限定をかけ、ショートカウンターを仕掛ける狙いで、戦術的な意図を確認し、試合に臨みました。

試合開始早々、相手がこちらに慣れてしまう前に、良い形でボールを前で奪った左サイド黒岩から逆サイドの平松へ、平松が送ったボールをトップの村山が球際で粘り、ファーストシュートを放ち、先制しました。その後は良い形で守備がはまらず、なんとか1−0で折り返しました。

後半はリードしていること、前からの限定がうまくはまらず、スペースを与えてしまうことが多かったため、5−3−2に変更することで、得点が欲しい相手を引き込み、スペースを有効に使う狙いでした。相手のビルドアップを受けてから、カウンターで追加点を狙うという意図を共有し、後半に臨みました。

交代選手山田の縦突破、全体の戦術的な理解や、運動量があったため、ハーフタイムの話し合いの通り、スペースを使ったカウンター攻撃を何度も繰り返すことができてきました。

後半給水後、中盤で奪ったボールを、前線の柏が両足をつりながらも懸命に走り、左サイドに流れボールキープ、二枚目で中盤の杉が受けて縦に突破、中で平松がこぼれ球を詰め追加点を挙げました。

その10分後、ボールを奪ってからDF安藤が速い判断で前線へフィード、交代を経てポジションを前に変えた平松が抜け出し、前に出ているGKの位置を確認し、左足でドライブがかったボレーシュートを放ち、GKが一旦セーブするも、ゴールに吸い込まれ追加点。

結果3−0で初戦を白星で終えることができました。相手は中学三年生が多かったですが、フィジカル面、ボールコントロール面でこちらよりも勝る部分が多く、苦しいゲームでした。今回は、自分たちが守備から入り、相手の攻撃を受ける場面を想定したため、選手はメンタル的に厳しかったと思いますが、よく頑張ってくれました。相手がどうであれ、勝つことが自信につながり、これからの頑張るガソリンになると信じています。日々の選手達の言動をしっかりと見極め、選手起用を行い、心身共に戦える選手達とさらに良い準備をしていきたいと思います。

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