新人大会県大会の3回戦を、そのままの組み合わせで関東大会の1回戦となった初戦の千葉黎明高校戦。 リーグ戦同様に4−3−3の布陣で臨んだ。立ち上がりこそ相手の速いパス回しに出遅れる場面があったが、バイタルを攻略されないように粘り強く対応した。球際で負ける場面が多かったが、それでもセカンドの対応でしのぎ、対応ができはじめた前半19分。相手のハイクリアに対しGKとDFとの連携が合わず、ファーストボールに対しての処理を誤り走り込んだ相手に難なくゴールを献上してしまった。その後、チャンスは少ないものの佐々木、林のセカンドボール回収から、FWが裏に抜け出す場面があったがゴールを割ることができない。反対に32分には中盤のルーズボールを拾われ、中央突破から失点を喫してしまう。しかし前半のアディショナルタイム、林がセカンドボールを回収し、左サイドの恩田へスルーパス。オフサイドギリギリのタイミングで抜け出し、GKとの1対1を冷静に決め1点ビハインドで前半を折り返す。 2点差が1点差となった勢いのまま後半戦へ。後半から越田に代わり中村を投入し、同点そして逆転を狙いに行く。中村のドリブルやフィードでチャンスが増えた中、恩田が左サイドを突破に対しCKを得る。松村の蹴ったCKをゴール正面で渡部が競りに行きルーズボールを恩田が角度のないところから決めて同点に追いつく。流れは完全に柏陵高校と思われたその1分後。DFラインでのクリアを相手につかまり、GKと1対1を決められてしまう。32分には右サイドを完璧に崩されクロスをゴール正面で合わされ2点差に。39分には相手のゴールキックに対し、ファースト、セカンドも対応できず中央から左へドリブルで運ばれミドルで3失点目。 結局2−5で初戦敗退となった。流れを逃した代償は大きく、連続失点は不甲斐なかった。 今年度の目標に「ベスト16」を掲げているが、格上相手を倒さないと目標の達成には至らないことは明白である。今一度気持ちを引き締めトレーニングに臨みたい。 |