関東大会予選 対 千葉黎明高校
2022/04/29
新人大会県大会の3回戦を、そのままの組み合わせで関東大会の1回戦となった初戦の千葉黎明高校戦。
リーグ戦同様に4−3−3の布陣で臨んだ。立ち上がりこそ相手の速いパス回しに出遅れる場面があったが、バイタルを攻略されないように粘り強く対応した。球際で負ける場面が多かったが、それでもセカンドの対応でしのぎ、対応ができはじめた前半19分。相手のハイクリアに対しGKとDFとの連携が合わず、ファーストボールに対しての処理を誤り走り込んだ相手に難なくゴールを献上してしまった。その後、チャンスは少ないものの佐々木、林のセカンドボール回収から、FWが裏に抜け出す場面があったがゴールを割ることができない。反対に32分には中盤のルーズボールを拾われ、中央突破から失点を喫してしまう。しかし前半のアディショナルタイム、林がセカンドボールを回収し、左サイドの恩田へスルーパス。オフサイドギリギリのタイミングで抜け出し、GKとの1対1を冷静に決め1点ビハインドで前半を折り返す。
2点差が1点差となった勢いのまま後半戦へ。後半から越田に代わり中村を投入し、同点そして逆転を狙いに行く。中村のドリブルやフィードでチャンスが増えた中、恩田が左サイドを突破に対しCKを得る。松村の蹴ったCKをゴール正面で渡部が競りに行きルーズボールを恩田が角度のないところから決めて同点に追いつく。流れは完全に柏陵高校と思われたその1分後。DFラインでのクリアを相手につかまり、GKと1対1を決められてしまう。32分には右サイドを完璧に崩されクロスをゴール正面で合わされ2点差に。39分には相手のゴールキックに対し、ファースト、セカンドも対応できず中央から左へドリブルで運ばれミドルで3失点目。
結局2−5で初戦敗退となった。流れを逃した代償は大きく、連続失点は不甲斐なかった。
今年度の目標に「ベスト16」を掲げているが、格上相手を倒さないと目標の達成には至らないことは明白である。今一度気持ちを引き締めトレーニングに臨みたい。

4部リーグ戦 対 松戸六実高校
2022/04/17
柏南高校で行われた、4部リーグ第2節の松戸六実高校戦。
ケガで前節とスタートを2枚入れ替え、さらに中盤の渡部をCBに下ろして臨んだ。
2列目に入れ替えた佐々木と奥村武頼が入ったが、立ち上がりこそ相手の勢いにのまれ、競りにいけない、いけたとしても遅れる、セカンドボールの回収ができない等で機能しなかったが、前半飲水タイム後から、吹っ切れたかのようにファーストやセカンドボールに対してアグレッシブに反応・対応し中盤をコントロールした。前半37分、奥村のチェイシングにより相手のミスを誘い、ルーズボールを拾った左SBの松村がFW中村にフィード。中村が1対1で相手をかわしクロスをゴール正面で相手DFとGKと競り合いながら頭で合わせに行く。クリーンヒットはしなかったが、ボールはゴールに吸い寄せられ先制する。
ハーフタイムにもファーストボールを相手に自由にやらせないことを確認し後半戦へ。
前半のスタートのような相手に飲まれてしまうことなく戦え、たくましさを感じる戦いを見せてくれる。裏へ向け出さる機会が増え相手ゴールに迫る場面が増えるがネットを揺らすことができない。相手の攻撃もGK小川を中心にシュートを打たれる場面もあったが得点を許さず、前半であげた1点を守り切り勝点3を得ることができた。
関東大会予選をはさみ3週間後に3節が開催される。できることをしっかりできるようにトレーニングに励みたい。

4部リーグ戦 対 柏南高校B
2022/04/09
令和4年度がスタートした。今年度も「リーグ戦3部昇格」、「選手権で先輩の記録を超える」という目標を掲げた。
4部リーグ戦第1節の対柏南B。晴天ではあったが、ゴールからゴール方向への風が強い中でキックオフした。
前半は風上を取った。柏南BのキックオフボールがGK小川へ渡り、パントでフィードする。FWの越田と野澤が絡み、右へ出たボールにFW中村が対応しクロスを入れる。越田、野澤がクロスに反応しシュートに行きたいが打ち切れないところで相手にクリアされる。しかし、そのクリアボールを拾った松村がペナルティエリア外から左足を振り抜き、ゴール右上に決まった。前半30秒で幸先良く先制する。前半は風上の利を活かし、ゴールキックやパントキック、クリアボールを相手DFラインの裏へ配球し、ラインを下げさせて、相手のクリアを拾い相手コートでの攻防を続けようと確認をしたことができ、優位に試合を進めるが点数に結びつかない。立ち上がりのFWの連携がだんだんと無くなり孤立する場面が増えたので、風下になる後半から、運動量と推進力、フィジカルに強い恩田を投入し追加点を狙いに行く。柏陵ボールのキックオフに恩田が反応し、相手コート深く攻め入る。恩田が入った左サイドを起点に攻撃を仕掛けるがクロスの精度や中の連携がうまくいかずに点数にならない。攻撃のリズムを切りたくない時間帯であったが、CBの今里が相手選手と接触し交代を余儀なくされる。風下ということで、前半にしていたことを相手にやられ始め、ディフェンスの時間が長くなる。そのような中、後半19分に左サイドで野澤と恩田が絡みスローインへ。松村のスローインのボールを野澤が受け、渡部に繋ぎ、林とのワンツーで抜け出そうとし、相手DFがくずれた所に、恩田が林からのボールにDFラインの裏で受け、キーパーの手をはじいて追加点を奪う。
風下の不利な状況は変わらず、後半30分にラインを下げられるフィードにDFとGKの連携がうまくいかず、クリアできないところを詰められ失点を喫してしまう。その後攻め込まれながらも何とか跳ね返し、辛くも勝点3を得た。
すぐに第2節があるので可能な限り修正し、次節に臨みたい。

新人大会2回戦 対 千葉北高校
2022/03/27
新型コロナウイルスにより2度の延期後に開催された新人大会。1回戦はシードにより2回戦からの参加となった。今年度、新チームとして公式戦ユニフォームで戦う最初で最後の試合。
大会会場の市立柏高校は前日の雨により深い水溜まりがあちらこちらにあり、しかも2試合目ということでコンディションは悪い状況であった。
右サイドバックを馬力のある根本を配置した。さらに相手の左サイドバックとマッチアップさせる意図で、テクニックと突破力のある中村を右ウイングに配置した。
前半早々に、その右サイドタッチライン沿いのフィードに対しフォワードが走り込み、セカンドボールを拾った渡部が中央から左に展開する。丸山のタイミングの良いオーバーラップから縦のしかけでゴールライン付近でトリップされFKを得る。中村が蹴ったニヤサイドへの低く速いフィードをファーサイドから走り込んだ佐々木が相手DFより一足早く触り、前半2分で幸先良く先制をする。さらに5分にも相手の縦パスをインターセプトした糸井がスルーパス。野澤が反応したがGKにクリアされそうになるが、佐々木がGKのクリアをカットし無人のゴールへ蹴り込んだ...しかし、その前の野澤のプレーに対しオフサイドを取られ幻のゴールとなってしまう。その後、ピッチコンデションが悪い中でお互いに一進一退が続く。前半30分、自陣ペナルティエリアエリア内で相手をホールドしたということでPKを与えてしまう。冷静にGK小川の逆をつき、決められてしまったが、相手フィールドプレーヤーがキックの前にペナルティエリア内に侵入したということで蹴り直しになる。2度目のPKを今度は小川がファインセーブし前半を1−0で折り返す。
後半のスタートもメンバー交代はなく前半同様にスタートする。しかし、中盤を支えていた渡部が相手との接触で負傷し交代を余儀なくされる。結果的にはこの交代が功を奏するのだが、ここ数試合の練習試合で好調であった林を渡部と同じポジションでの交代をした。セカンドボールの回収や球際の勝負強さが持ち味の林が交代早々に結果を出す。後半11分、左サイドを突破した佐々木がトリップされFKを得る。中村が直接狙ったがバーにはじかれたが、そこに反応した林が詰めて2点目をゲットする。
2点ビハインドの千葉北高校も攻撃の枚数を増やし攻め込んできたが、相手のシュートミスやGK小川、CB糸井と今里の体を張ったディフェンスによりゴールを許さない。疲れがみえてきた右サイドの中村、根本を恩田、澤田石に交代をし3点目を狙いに行くが得点は生まれず2−0で終了した。
卒業した3年生はテクニック、フィジカル、スタミナ等の個の能力に長けていた。新チームは個の能力という点については及ばないが、献身的な動きや仲間へのポジティブな声かけ等、チームとして戦うことの意識が高い。さらにトレーニングをし、ストロングポイントを増やしていきたい。
新人大会としては3回戦は行わず、令和4年度の関東大会予選として試合は続く。

5部リーグ戦 対 西武台千葉高校
2021/12/26
年末に5部リーグ最終戦VS西武台千葉高校がAWAYで行われました。相手は柏陵Bが負けているチームに勝っていましたし、勝たなければ昇格ができないという条件下のHOME最終節でしたので、高いインテンシティと一体感をもって試合に臨んでくることを見越して準備しました。
こちらはいつも出ているボランチ、CBを欠いていたこと、最近のゲームでの失点が目立つことを考慮し、5−3−2の布陣で、堅守速攻、1−0のゲームを想定していました。

後半69分までは予想通りのゲーム展開で、選手達の戦術理解度も高く、微調整はあったものの、難なくゲームは進んでいきました。しかし、FWへの収まりが悪かったこと、奪った後のパス精度が乏しく、良い状態で前進ができなかったため、シュートチャンスを作れませんでした。

運動量が落ち、中盤のマッチアップにおいて分が悪くなってきたところで、ラスト10分、中盤を1枚増やして、セカンドボールの回収、より高い位置でのボール奪取を試みました。

しかしながら、70分のコーナーキックの折り返しを押し込まれ失点、続く71分にペナルティエリア右外からミドルシュートを決められ0−2となってしまい、後半風下の状況もあったのかやはりうまく前進できずにタイムアップしてしまいました。

選手達の戦術理解、試合に向かう姿勢、ともに申し分ないゲームでしたが、個の技術や判断力、インテンシティにおいて相手との差があったことは否めません。

今後についてですが、自分たちの希望するポジションにおいて、どのようなプレーが求められているのか、また自分はピッチ上でどのようなパフォーマンスをしたいのか、我々がトップダウン的に落とし込むことも可能ですが、選手達自身が主体的に考え、プレーできるように促していきたいと思っています。

今日でリーグ戦が終わり、次は1月末の県大会にむけ、リーグの垣根を越えた競争、自己研鑽に励んでもらい、一人一人が高い意識を持った集団として、次のステップへいってもらいたいと思います。

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