柏陵高校としてAとBを5部リーグにエントリーしており、本日はBチームの初戦である。 「Bチームは修行の場」という顧問の言葉が少しづつ浸透し始め、チャレンジャーであることと失うものは何もないことを心に、目の前の練習や試合に臨むことができつつある。 対戦相手の野田中央高校は第1節の中央学院Dに2−6と負けており勝ち星が欲しいはずである。 3−5−2でくるだろうと予想し、4−4−2の布陣で臨む。相手のWBをうちのSHがいかに対応し、主導権を握れるかという話をして試合に入った。 1年生ながらスタメンに入った、右SHの久米、左SHの大田原がその役割を理解し、高いポジションを取り相手WBを封じる。特に大田原は時に中央でボールに絡みシュートまで持ち込むなど、得点のにおいが感じられた。 しかし前半32分、オフサイドからの相手の間接FKに対し、簡単にDFラインの裏に走りこまれ失点を喫してしまう。さらに後半4分、右サイドからの攻撃に対し2枚はがされクロス、一度はキーパーがはじくも詰められて2失点目。 反撃に転じたのはやはり左からの攻撃であった。大田原からの攻撃がCKになり、大田原の左からのCKに対して、1年生FW村松が頭で合わせに行くが相手が辛くも先に触り再度左CKとなる。このCKのボールが良い弧を描き、キーパーの手をかすめて直接ゴールインする。 交代カードを3枚きって更なる反撃を試みるが、後半26分に失点してしまい、1−3で初戦を落としてしまった。 力はあるにも、出場枠の関係でベンチメンバーにも入れなかった者も多々いる中、ボールパーソンをやってくれたり、次の試合の副審や4審をしてくれたりした。卒業生ながら審判をしに野田中央高校まで来てくれた鈴木優良(現 帝京平成大学)。また1年生のユニフォームがまだ完成しておらず張り番での対応を余儀なくされたが、その張り番の制作をしてくれたマネージャー。様々な人のサポートがあって本日のリーグ戦ができた。感謝申し上げたい。
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