4部リーグ戦 対 千葉英和高校
2021/10/03
柏陵高校会場で行われた4部リーグ戦第10節の千葉英和高校戦。
新チームでの初のリーグ戦。3年生で負け越しているので、何とか挽回を図りたいという意気込みで臨んだ。
カバーリングとボール奪取能力に長けている渡部をアンカーに配置し、中盤を厚く構成した。立ち上がりこそ堅さからチグハグな攻撃と守備ではあったが、時間の経過に伴いボールが回り始めた。そのような中、前半18分に相手のハンドにより得たFK。ハーフウエイラインを少し越した当たり左サイド寄り。糸井の右足で蹴ったボールがゴールキーパーに向かったところ、FWの林がわずかに触り、GKが反応できずにゴールに吸い込まれ、先制する。中央の奥村と糸井から林、佐々木、小山田に配球し、そこからゴールに迫るがクロスやシュートの精度が低く得点に至らない。そのような中、相手CBのフィードにディフェンスラインが我慢強く跳ね返す展開が続く。前半38分、跳ね返したボールを左SBの松村が拾い、佐々木と林が連動しながらスペースへ流れる。2番目に流れた林にボールが入り、対応が遅れたCBを置き去りにし、飛び出たGKの頭上を冷静にループで仕留めて追加点。
相手CBのフィードを潰し打開されないようにするため、4−4−2にシステム変更して後半に臨む。押し込む時間が増え後半の22分、松村の左CKを一度はクリアされ再度CKを得る。その2本目のCKが相手のオウンゴールを誘い3点目。給水後に野澤と柏を投入し攻撃の活性化を図る。25分、小山田の蹴ったFKに対して相手GKがはじいたところを柏が詰めて4点目。
新チームでの初戦は無失点で終われたが、ラインの裏に飛び出される場面が幾度とあり、修正が必要と感じた試合であった。

選手権大会 千葉県大会一次トーナメント決定戦
2021/08/02
土気高校会場で行われた一次トーナメント決定戦の船橋芝山高校戦。
2回戦、麗澤高校とのゲームででた課題を修正し、最後のフォイッスルが鳴るまで走りきることを確認しゲームに入った。フォーメーションは麗澤戦同様の4−1−4−1システム。しかし守りの要の江藤が不在の中、代わりで入った白石が体を張り、随所で相手のロングフィードを跳ね返す展開が多い。個の力に秀でている高橋を中央に配置し、そこからのフィードやドリブル突破を糸口に攻撃を仕掛ける。
前半36分、右サイドの柿崎の仕掛けによりバイタルエリアでのルーズボールを左サイドの日高が拾い、左SBの茂木との崩しでペナルティエリアエリア内に侵入したときにトリップされPKを得る。そのPKを茂木が決め先制する。後半も高橋がチャンスを演出する。後半18分、高橋が右サイドを深くえぐりクロスを送る。中で合わせられなかったが、逆サイドでこぼれを拾った戸崎が一人かわしてクロスを入れる。FW山本がニヤで合わせるがはじかれてしまう。しかしそのルーズボールを高橋が詰めてリードをひろげる。猛攻を仕掛けてくる芝山高校をGk横尾、CB大澤と白石を中心に我慢強く跳ね返し、疲れのみえた選手を何枚か交代をして、3点目を奪いに行く。しかし29分、ペナルティエリアエリア内からのクロスが運悪くハンドを取られPKを献上してしまい2−1に詰め寄られるが、最初に確認をした「最後のフォイッスルが鳴るまで走りきる」ことができ、そのまま2−1で逃げ切れた。
8年ぶりに決勝トーナメントに進出することになった。その舞台に連れていってもらえる選手達には感謝の言葉しかない。10月の決勝トーナメントに向けてしっかりと調整していきたい。

選手権大会 千葉県大会2回戦
2021/07/30
柏南高校会場で行われた第100回高校サッカー選手権大会千葉県大会、対麗澤高校。
怪我や体調不良者が多くいたが、やっとベストに近いスターティングメンバーが組め、試合に臨めた。
立ち上がりこそ相手の速いプレスに苦しんだが、オフの間の駆け引き、セカンドボールの回収に重きを置き始めた前半の飲水タイム後からは、相手を剥がすことができはじめパスが回り始める。その前半31分、中央の浅水から右サイドを駆け上がった飯田にパスが入り、そのままドリブルでゴールに向かう。最後のDFも突破し、GKと1対1を冷静に決めて先制。前半を1−0で折り返す。
後半スタートから山本に代え塩澤、浅水に代え日高を投入し、推進力を増して2点目を狙う。その日高が再三左サイドを突破しクロスを上げるが中々得点には至らない。後半途中から降り出した雨が激しくなり、水溜まりが全面にでき、お互いにパスが回らなくなり、逃げ切りをめざし、残り10分からコーナー近くでボールキープを指示した。選手はノーファールで体を張ってボールキープをし時間をかせいでくれたが、雷も鳴り始め、残り2分前に中断に入った。
1時間の中断後、アディショナルタイムを含め6分間耐えれば決定戦進出となるので、同じくボールキープを指示したが、コーナーへの配球で捕まり左サイドから中央へクロスを入れられる。中途半端な対応から、残り数秒という時間帯に同点に追いつかれ延長戦へ。今一度自分たちのサッカーを始めようと確認をし、延長のキックオフ。中央やや左から塩澤への配球に、右へ流れながらドリブル突破を図る。そのドリブルをペナ角でファールで止められFKを得ることができ、高橋が直接狙ったシュートがニヤサイドを打ち抜きリードする。その後、何度かゴールに攻め込みいい形でシュートまで持ち込むがゴールが割れず、延長の後半も我慢に我慢を重ねて辛くも決定戦進出を遂げた。
控え選手やメンバーに入れなかった選手も含め全員が、大雨に打たれ、全身ずぶ濡れで勝ち取れた決定戦進出。内容はともかくチーム全員で勝ち取った勝利であったと感じる試合であった。

前日練習後には、マネージャーが3年生全員に対して、手作りのマスコットをプレゼントしてくれました。そういう裏方、縁の下の力も自分たちの力にして次も勝ち、決勝トーナメントに進出してもらいたいと切に願うばかりである。

4部リーグ戦 対 千葉明徳高校
2021/07/17
千葉明徳高校で行われた4部リーグ戦第5節の千葉明徳高校戦。
先週の白井高校戦で戦ったメンバーを中心にスターティングメンバーをそろえた。前半は先発で入った左サイドの渡辺の仕掛けが良く、左からの攻撃が機能する。しかし得点には至らず一進一退が続いていたが、前半38分、ペナルティエリアエリア外でCB2枚のアプローチが遅くなったところをシュートされ失点を喫してしまう。ビハインドで臨んだ後半ではあったが、攻撃は悪くなかったので、後半も同じシステムで入る。その後半5分、中央の我妻と戸崎の崩しから、抜け出た戸崎がミドルでゴールを狙うが、バーに嫌われ同点に持ち込めない。攻撃的な選手を3枚投入し同点、そして逆転へとつなげたいが、クロスやフィニッシュの精度を欠き得点できずにアディショナルタイムに入る。そのアディショナルタイムで痛恨のPKを献上してしまい0−2で3連敗となった。
3時キックオフということもあり、比較的動けていたが、仕上げのところでの荒さから得点に至らなかった。選手権前のリーグ戦で良い結果が残せなかったが、できる限り修正し選手権に臨みたい。

4部リーグ戦 対 白井高校B
2021/07/11
6月20日に雨天、グランド不良により延期された第3節の白井高校B戦。
梅雨明けはまだ発表されていない中、土日と気温が上がり、かなり蒸し暑い中での試合。しかもオープンキャンパス等の進路に関わる者が多く、12名で臨んだ。
メンバーは違えど、以前までのフォーメーションで試合に入った。攻撃ではFWの山本を起点に、2列目が関わる形から何度かゴールに迫る。チャンスは多くあったが決めきれない。守備ではバイタルエリアを打開される場面が幾度となくあったがGKの横尾のファインセーブも含め、粘り強く守り0−0が続く。後半の飲水後には足を痙攣する者が続出し、ピッチには常に11人がいない状態が続く。そのような中でアディショナルの82分と85分、左CKから連続失点を喫してしまう。
結果論ではあるが、前半に決めるべきところを決めることができていたら、少し楽な展開になっていたのかもしれない。しかし、悪条件の中、86分間を12名で戦った選手に対しては頭の下がる思いである。次節も奮起をしてもらいたい。

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