柏陵高校会場で行われた4部リーグ戦第10節の千葉英和高校戦。 新チームでの初のリーグ戦。3年生で負け越しているので、何とか挽回を図りたいという意気込みで臨んだ。 カバーリングとボール奪取能力に長けている渡部をアンカーに配置し、中盤を厚く構成した。立ち上がりこそ堅さからチグハグな攻撃と守備ではあったが、時間の経過に伴いボールが回り始めた。そのような中、前半18分に相手のハンドにより得たFK。ハーフウエイラインを少し越した当たり左サイド寄り。糸井の右足で蹴ったボールがゴールキーパーに向かったところ、FWの林がわずかに触り、GKが反応できずにゴールに吸い込まれ、先制する。中央の奥村と糸井から林、佐々木、小山田に配球し、そこからゴールに迫るがクロスやシュートの精度が低く得点に至らない。そのような中、相手CBのフィードにディフェンスラインが我慢強く跳ね返す展開が続く。前半38分、跳ね返したボールを左SBの松村が拾い、佐々木と林が連動しながらスペースへ流れる。2番目に流れた林にボールが入り、対応が遅れたCBを置き去りにし、飛び出たGKの頭上を冷静にループで仕留めて追加点。 相手CBのフィードを潰し打開されないようにするため、4−4−2にシステム変更して後半に臨む。押し込む時間が増え後半の22分、松村の左CKを一度はクリアされ再度CKを得る。その2本目のCKが相手のオウンゴールを誘い3点目。給水後に野澤と柏を投入し攻撃の活性化を図る。25分、小山田の蹴ったFKに対して相手GKがはじいたところを柏が詰めて4点目。 新チームでの初戦は無失点で終われたが、ラインの裏に飛び出される場面が幾度とあり、修正が必要と感じた試合であった。 |