柏陵高校会場で行われた選手権2次トーナメント1回戦の対浦安高校戦。 昨年度、8年ぶりに決勝トーナメントに進出したので、その上を今年度の目標に掲げていた。ホームの利を活かして2回戦に繋げる意気込みで臨んだ。さらに10年以上使用し劣化してしまった公式戦ユニフォームを新調して臨んだ。 いつものように、受けにならず立ち上がりから押し込んで行く、スロースターターにならずに行くということを確認して入った。しかし公式戦からくる気負いから固さがあり、つばぜり合いに負ける、クリアが中途半端、ファーストセカンドの対応が良くないというミスが続く。 波に乗れないでいる中の前半9分、相手の突破に対し足を出してしまいペナ内で相手を倒してしまいPKを与えてしまい早々に苦しい状況に陥ってしまった。飲水タイムで、今一度やるべきことやってきたことをやるということを確認して臨んだ。CKやGKと1対1の場面を何度か迎えるが得点できず1点ビハインドで前半を折り返す。 ハーフタイムにはGKの小川を中心に積極的にコミュニケーションをとり、負けてはいるが後半に向けての良い準備をし後半戦へ。後半開始から左サイドの突破が得意な上野を投入し打開を図る。その上野の仕掛けでCKのチャンスを得る。2年生の中村の精度の高いCKではあったが、シュートが枠をとらえることができない。少し前掛かりになった後半16分、カウンターからディフェンスラインの裏に飛び出され痛恨の2点目を献上してしまう。すぐにセンターバックの橋本をトップの位置に上げパワープレーにでて反撃を試みる。押し込む展開が続くが中々ゴールを割ることができない。前線に上がった橋本も足の痙攣で交代を余儀なくなり、ベンチメンバーの3年生全員が出場し同点、そして逆転を狙ったが得点には至らず0−2のままタイムアップとなった。 リーグ戦では1位通過し、下級生が参加する後半のリーグ戦に良いバトンを渡すことができた3年生ではあったが、選手権では良い結果が残せなかった。2年生以下がこの結果を真摯に受け止め、リーグ戦では3部昇格、来年の選手権では今年度のリベンジを謀れるようにしっかりとトレーニングに励むことを期待したい。 進路の件もありながら、夏休みをサッカーに打ち込んだ3年生には感謝しかない。それぞれの進路実現に向けてもさらに頑張ってもらいたい。
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