5部リーグ 対 沼南高校 試合結果報告
2021/10/03
新たにメンバーを構成して臨んだ5部後期リーグ、対戦相手は前期でも戦った沼南高校でした。相手は交代人数がいない中、走りきり、球際の強さや、トランジションへの高い意識を見せてきました。
まずは新チーム初戦、各自のミーティングから入り、試合への意識を高め、共通確認事項を選手同士確認しました。そのためか、試合の入りは良く、迎えた前半10分、攻守の切り替えからMF鈴木がセカンドゾーンまで運び、空いたスペースにいいタイミングで走り込んだFW平松が、ペナルティエリア右側からミドルシュートを放ち、幸先良く先制しました。
続く前半20分、またもや攻守の切り替えから中盤でボールをカットしたMF梅澤が30mのロングシュートを決め追加点を挙げました。相手チームのカウンターアタックに苦しむ中、前半終了間際、MF杉がボールカットから少し持ち込み、ミドルレンジから強烈なシュートを放ち、3点目を挙げました。
このままのリズムでいきたかった後半でしたが、運動量の低下に伴い、相手のFWやSHに持ち込まれる場面が増えてしまい、カウンターから2失点しました。
結果前半3−0、後半0−2、計3−2で辛くも勝利しました。
新5部チームの課題は、やはり基礎技術・基礎体力・運動量に尽きます。これらに関しては、日々のトレーニングに向かう姿勢改善、個々人の目標設定と改善、それに伴うチーム全体としての士気向上という、メンタル的ベースに裏打ちされる部分もあります。サッカー以外の部分にまだまだ改善点が多いので、まずはそこから前向きに意識してもらえるよう指導を継続します。

5部リーグ戦 対 市立柏高校C
2021/10/10
柏陵高校会場で行われた5部リーグ戦の市立柏高校C戦。午前中に4部リーグの試合があり、午後に開催された。
4部同様、ディフェンスに回る時間が多くなると予想をし、選手間の距離を狭め、ブロックを形成してボール奪取し、そのボールを大きく展開していこうと確認し試合に入った。
前半は球際や切り替えの部分が良く、予想に反してボールポゼッションができた。奪ったボールをスペースにフィードをし、そこからゴールに迫る回数が多くある。前半25分、杉の上げた右CKをゴール中央で黒岩が頭で合わせて先制する。
後半も同じフォーメーションで臨んだ。同じことを続けて、その中で加点を目指したが、後半は前半のような球際の強さやセカンドボールの回収、フィードの精度ができず、何よりも「走る」ということができず、縦パスやクロスに対応できず6失点をしてしまう。
何人かフレッシュな選手を投入し打開を図るが、終始機能せずに終わってしまった。
前半と後半で違うチームのような状況であった。この敗戦から何を学び、どう改善につなげるか。選手と考えて行きたい。

4部リーグ戦 対 敬愛学園高校C
2021/10/10
柏陵高校会場で行われた4部リーグ戦の敬愛学園C戦。
敬愛学園は3年生がほとんどであり、試合巧者であるとミーティングで確認をし、ディフェンスに回る時間が多くなるが、我慢強く対応し0(ゼロ)で抑え、虎の子の1点を獲ろうと確認をし試合に入った。
予想通り、ショートパスを繋ぎスルーパスを狙ってくる。それを粘り強く対応する。所々1対1で剥がされ、2枚目の対応も悪くバイタルを攻略されるが、GK小川の好判断でクリアをしたり、ゴールポストに助けられたりで前半をスコアレスで折り返す。
後半も我慢比べからチャンスをつかもうと確認をした。後半5分、左コーナー近くまで攻め込み、クロスを上げればチャンスというところで判断ミスからボールを奪われ、同サイドを突破されてしまう。バイタルエリアで対応したが、シュートの場面で切り替えされ失点をしてしまう。
切り替えていきたいところだが、その3分後、スルーパスにオフサイドを取りに行ったが、パスをだした選手がそのまま走り込み、GKとの1対1を冷静に決められ差を広げられる。反撃は18分、左サイドでのスローインを狭い局面でポゼッションし中央へ。そのボールを小山田がシュートを打つがDFに当たってしまう。しかし、左からの展開時に右SBの中村が良い飛び出しから小山田のシュートに対し、いち早く反応しており、DFの跳ね返りを詰めてリードを縮める。さらに反撃をしたいところではあったが、その1分後、ディフェンスラインでのクリアが中途半端になり、ルーズボールを拾われ、アプローチする前にシュートを打たれ3失点目。何とか得点を取りたいところで、越田をFWに配置し打開を図る。何度かシュートやシュートチャンスがあったが、枠をとらえきれず、1−3で敗戦を喫してしまった。
降格がちらつく勝点になってしまったが、今一度改善を図り、奮起したいところである。

4部リーグ戦 対 千葉英和高校
2021/10/03
柏陵高校会場で行われた4部リーグ戦第10節の千葉英和高校戦。
新チームでの初のリーグ戦。3年生で負け越しているので、何とか挽回を図りたいという意気込みで臨んだ。
カバーリングとボール奪取能力に長けている渡部をアンカーに配置し、中盤を厚く構成した。立ち上がりこそ堅さからチグハグな攻撃と守備ではあったが、時間の経過に伴いボールが回り始めた。そのような中、前半18分に相手のハンドにより得たFK。ハーフウエイラインを少し越した当たり左サイド寄り。糸井の右足で蹴ったボールがゴールキーパーに向かったところ、FWの林がわずかに触り、GKが反応できずにゴールに吸い込まれ、先制する。中央の奥村と糸井から林、佐々木、小山田に配球し、そこからゴールに迫るがクロスやシュートの精度が低く得点に至らない。そのような中、相手CBのフィードにディフェンスラインが我慢強く跳ね返す展開が続く。前半38分、跳ね返したボールを左SBの松村が拾い、佐々木と林が連動しながらスペースへ流れる。2番目に流れた林にボールが入り、対応が遅れたCBを置き去りにし、飛び出たGKの頭上を冷静にループで仕留めて追加点。
相手CBのフィードを潰し打開されないようにするため、4−4−2にシステム変更して後半に臨む。押し込む時間が増え後半の22分、松村の左CKを一度はクリアされ再度CKを得る。その2本目のCKが相手のオウンゴールを誘い3点目。給水後に野澤と柏を投入し攻撃の活性化を図る。25分、小山田の蹴ったFKに対して相手GKがはじいたところを柏が詰めて4点目。
新チームでの初戦は無失点で終われたが、ラインの裏に飛び出される場面が幾度とあり、修正が必要と感じた試合であった。

選手権大会 千葉県大会一次トーナメント決定戦
2021/08/02
土気高校会場で行われた一次トーナメント決定戦の船橋芝山高校戦。
2回戦、麗澤高校とのゲームででた課題を修正し、最後のフォイッスルが鳴るまで走りきることを確認しゲームに入った。フォーメーションは麗澤戦同様の4−1−4−1システム。しかし守りの要の江藤が不在の中、代わりで入った白石が体を張り、随所で相手のロングフィードを跳ね返す展開が多い。個の力に秀でている高橋を中央に配置し、そこからのフィードやドリブル突破を糸口に攻撃を仕掛ける。
前半36分、右サイドの柿崎の仕掛けによりバイタルエリアでのルーズボールを左サイドの日高が拾い、左SBの茂木との崩しでペナルティエリアエリア内に侵入したときにトリップされPKを得る。そのPKを茂木が決め先制する。後半も高橋がチャンスを演出する。後半18分、高橋が右サイドを深くえぐりクロスを送る。中で合わせられなかったが、逆サイドでこぼれを拾った戸崎が一人かわしてクロスを入れる。FW山本がニヤで合わせるがはじかれてしまう。しかしそのルーズボールを高橋が詰めてリードをひろげる。猛攻を仕掛けてくる芝山高校をGk横尾、CB大澤と白石を中心に我慢強く跳ね返し、疲れのみえた選手を何枚か交代をして、3点目を奪いに行く。しかし29分、ペナルティエリアエリア内からのクロスが運悪くハンドを取られPKを献上してしまい2−1に詰め寄られるが、最初に確認をした「最後のフォイッスルが鳴るまで走りきる」ことができ、そのまま2−1で逃げ切れた。
8年ぶりに決勝トーナメントに進出することになった。その舞台に連れていってもらえる選手達には感謝の言葉しかない。10月の決勝トーナメントに向けてしっかりと調整していきたい。

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